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北海道へ行ってきました。

GWの前半に北海道へ行ってきました。

小樽、余市、札幌界隈を中心に行動して、ミニチュアに関する多くの取材を行うことが出来て大満足です。


20140430


お勧めしたい建築や工芸にも今回多く触れましたが、その中で特にピックアップしたいと思ったのはコレです。

この写真、旧北海道庁。

東京の大手建築会社の新人に「旧北海道庁を見て来い」という研修が課せられることもあるそうですが、確かに、実際に目にしてみるとその話にも納得できます。

西洋文化を模倣して、日本の技術で作り上げた和洋折衷な古い建物は日本中に数多くあり、それはそれで面白いものですが、旧北海道庁は西洋建築の精神性まで取り入れているのが純粋に凄いと感じました。
この旧道庁が建てられた昔の北海道というのは、言ってしまえば開拓し始まったばかりの辺境の地なわけで、そんな中でこれだけ根底のしっかりした建物を作ろうという熱意はただごとではありません。
北海道庁のシンボルは「北極星」ですが、そのシンボルに恥じない、北海道という広大な土地の中心として北極星のように皆の進む指針となろうとする精神が建物に宿っています。

建築とはあまり関係ないドールハウス作家でも絶対に見る価値があると思いますので、北海道へ行った際には是非、旧北海道庁を見学してみてください。見学無料です。


2014.04.30(Wed) - 造型の話


1/12 カウンターチェアー

6月に浜松町で開催される東京インターナショナルミニチュアショウのためのミニチュアを製作中です。

写真は「1/12 カウンターチェアー」で、座面は本物の革張り。


20140426


2014.04.26(Sat) - 造型の話


シカゴ

しばらく家を空けて、トム・ビショップ氏が主催するシカゴのミニチュアショーへ参加してきました。

このショーは全米最大級なのだそうですが、前に参加したときよりも会場は更に大きくなっていてアメリカという国は本当にミニチュアが盛んなのだと感じました。

ミニチュアのリアルな再現性や、それを見るお客さんの肥えた目はもちろん、作り手のプロ意識の高さやお客さんのアーティストへの理解度などといったセンシティブな部分の高さには本当に驚かされます。


今回のシカゴで体験したことについての話題はいくらでもあるのですが、一番印象深い出来事は、やはり多忙な主催者のトムにミニチュアを見せる機会を得ることが出来たことです。
わざわざ時間を割いて作品を見てくれて、その上、私のミニチュアに対して良い評価を頂けました。
作品がトムの眼鏡に適わないと参加が出来ないショーなので、彼から「参加してもいい」と申請書類を渡された時は嬉しかったですね。

まだ私のほうの参加準備が整わないので、すぐ次回からトムのショーに出るというわけには行きませんが、一つの大きな目標を貰えたと思っています。


写真は私、シカゴのダウンタウンにて。
20140418


2014.04.17(Thu) - 造型の話


1/12 ヒトデ

ヒトデを作っています。
エポパテの塊からデザインナイフで削りだしていると、なんとなく自分の模型作りの原点に立ち返ったような気がしますね・・・。

これに関しては作る量が50個くらいまでならば、複製するよりも一個一個手作業のほうが早いし、なにより形状にバラつきが出るので自然物の造詣としてはしっくりきます。

海岸に打ち上げられて干からびたヒトデなので、このエポパテそのままの色で十分にリアルです。
好みで多少のウェザリングパステルを使うくらいが精々でしょう。

20140402


2014.04.02(Wed) - 造型の話





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